■虚偽性障害■
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╋騙しの手口
騙しの手口として一番ポピュラーなのが発熱です。検温の前に熱い飲み物を大量に飲んで体温を上げておくのです。そうすれば実際に熱があるわけですから、騙すのは簡単です。他にも、体温計をこすって摩擦熱で温度を上げるという手口もよく使われるようです。
他には、尿検査の時に尿の中に砂糖を入れて糖尿病になる。あるいは尿に卵白を混ぜて腎臓病になるという方法があります。医療に詳しい人ですと、カテーテルを使って卵白を膀胱に注入するという、手の込んだことをやる人もいるようです。さらに、大便を注射器で自分の血管に注入する。インシュリンを注射して低血糖症を装う。抗凝血剤を使って出血しやすくする。血を抜いてひどい貧血になる。抜いた血をカテーテルで膀胱に入れて血尿を装う。金具などを肛門から入れ、腸の内部を傷付けて出血させる。下剤を使って慢性的な下痢になるなど、自分の身を危険にさらしてでも病気になろうとするのです。
患者の中には最初は嘘のつもりだったのに、嘘を演じているうちに、自分が本当の病気になってしまったというケースもあるようです。たとえば、周囲の人の関心を集めるために、わざと拒食症を演じていたのに、途中から自分をコントロールできなくなってしまい、本当の拒食症になってしまったというようなこともあるようです。
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