■パニック障害■
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╋治療
パニック障害の治療は、パニック発作をできるだけ完全に消失させることです。このためには薬による治療が効果的です。しかし、パニック障害の症状は軽いものから重いものまでさまざまな段階があるため、各症状の段階に合せて薬と心理的療法を組み合わせて行います。
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■薬物療法
最近になってパニック障害の発症に脳内神経伝達物質セロトニンノルアドレナリンのバランスの乱れが関係することが分かりました。そして、このセロトニン系に選択的に作用するSSRIという種類の薬がパニック障害に非常に有効であることが臨床研究で証明されました。最近日本にも導入され、病院で処方されはじめています。SSRIは、従来の抗うつ薬に比べ副作用も少なく、パニック障害に対する待望の新薬として期待されています。
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■精神療法
SSRIなどの薬により、パニック発作を消失させることが、まず治療の第一段階です。しかし、この状態ではまだ「パニック障害」という病気が治ったとはいい切れません。治療の最終目標とは「薬をのまずに、しかもパニック障害を起こさないようになること」です。そのためには、SSRIなどの薬によって発作をコントロールした状態で、あるいは薬を徐々に減量しながら、さまざまな心理的療法を行っていきます。 認知療法によって、患者さんのパニック発作に対する考え方を変化させ、行動療法によって、パニック 発作への免疫力を高めていきます。
薬の服用によって、パニック発作が起こらないことを患者さんが認識できたら、それまで避けていた状況や場所に徐々に挑戦してもらう治療法を行います。これを一般に暴露(ばくろ)療法といいます。 SSRIによりパニック発作や予期不安を抑えられるために、患者さんがこのような次の段階のリハビリ的治療に取り組めるようになります。
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パニック障害は必ず治るものですが、完全に発作がなくなり、薬ものまなくてよくなるまでにはある程度時間がかかります。早く治そうとあせったりするより、「いつか時間が解決してくれる」と、おおらかな気持ちで、あせらずに治療にあたりましょう。特定の空間への恐怖はしばらく続くことがありますが、いつかは、気にならなくなります。
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