■性同一性障害■
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╋治療
性同一性障害の治療の目的は、身体と性自認の不一致によって日常生活やその他のあらゆる場面で発生する精神的苦痛を、取り除くことです。
性同一性障害の本質が「身体の物質的状態と、性自認との不一致」にある以上は、それに対する医療的対処はこれらの一致を目標とすることになるでしょう。論理的には以下の3つの方法が考えられます。
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精神を身体に合わせる
抗精神剤の投与などで性同一性障害の葛藤が解決した例があります。また、性同一性障害の治療プログラムの中に精神療法が含まれていますが、これは「本当に性同一性障害なのか、他の精神障害による妄想の可能性はないか。詐病の可能性はないか」を見たり、「性自認も身体も改変することなく、不一致がもたらすストレスをその都度解消する形で社会適応を図れないか(対症療法)」を模索したりするものです。
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身体を精神に合わせる
筋肉・脂肪・皮膚の性差は根本的にはホルモンバランスによる差異です。女性ホルモン影響下にあれば女性的な、男性ホルモン影響下にあれば男性的な特徴がもたらされます。このため、ホルモン剤投与によってある程度はこれを改変することができます。
外性器の転換も外科手術により可能です。生殖機能を有する内性器を形成する方法や、成長期を過ぎた後に骨格構造を変える方法については現在のところ、見通しは立っていません。 二次性徴前にホルモン投与を行なうことで性自認に合わせた骨格形成は可能ではありますが、問題があるため基本的に国内では行われていません
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何もしない
現状での性同一性障害の治療に関しては、治療行為に倫理的議論の余地が常に付きまとっています。議論の結果として「何もしない」選択肢を選択せざるを得ないかも知れません。中には不一致を受け入れた上で敢えて何もしないという形で解決できた例もあります。
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性同一性障害の治療には正解が見つかっていません。ひとそれぞれの考え方や生き方によって様々な治療法が行われています。
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